Apr

09

桜のプレゼント

はぴトレについて|April 9,2008 6:54 PM

そろそろ散りぞめでしょうか、今年の桜。
皆さん、今年の「お花見」は楽しまれましたか?

実は、私「お花見」というものをしたことがありません。
通勤途中にぼんやりと眺めるくらい。
テレビでほんのり桜色になって宴会を楽しむ様子を目にすると、羨ましくなります。
そんな私ですが、毎年桜を見るたびに、桜にはほんの短い時間でもその花を眺める人の胸に様々な思いをよぎらせる、そんな不思議な力があることを感じます。

私にとって、桜は出会いと別れの象徴でした。

22年前に、父が失踪したのは桜の散り染め。

以来行方不明だった父が亡くなった知らせが舞い込んできたのも
桜の咲き始めた4月1日でした。

そしてその1週間後、友人の集まりで京都に出かけ
しみじみと満開の桜を眺めていた所で今のパートナーと出会ったのでした。

散りゆく桜の花を見上げながら、亡き父がこの出会いをくれたような
私にとっての出会いと別れの両方の思いが、桜の花びらと共に胸に降り積もった春でした。

あれから、なんども桜は咲き、そして散ってゆきました。
そしてそのたびに、出会いと別れを繰り返し
いつしか私はその縁や出会いに感謝することができるようになりました。


明日は娘の中学校の入学式。
桜が早くに咲いたので、入学式までは持つまいと思っていたけれど
なんとか校庭の桜が楽しめそうです。

やはり入学式という門出には、桜の花がふさわしいと思うのは親心でしょうか。
かつて私も通った学校で、自分自身が入学できた喜びをかみしめながら見上げたあの桜を、今度は娘の入学の喜びをかみしめて、今度は親子で同じ桜を見上げることができるのは感無量です。
2年前、上の娘も同じ学校に入学しているので、そのときも同じ事を思ったけれど
何度見てもその感動はまったく変わりません。

30年前、入学してきた私を見つめた桜たちが、今またその子供を見ている。

いつの春も、桜は人生を遠くから見守っていくれているような、そんな気持ちがして
心に春の陽射しが差し込んだような、そんなやさしい気持ちになります。

皆さんは桜のむこうに、何を見ましたか?


桜はなんでも知っている。

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