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メジャー級のナルシスト

はぴトレについて|March 25,2009 7:36 PM

祝!日本2連覇!!

昨日のWBC決勝戦、ご覧になった方も多いと思いのではないでしょうか。
普段、スポーツ中継に、あまり感心のない私でも、試合結果が気になるほどのイベント。
世間には冷たい不況の風が吹き、リストラだなんだと暗いニュースに眉をひそめて話すことが多い中で、今回のWBCでの日本代表チームの活躍は、日本中のあちこちで見知らぬ同士をひとつにして、熱く応援させてくれたハッピーな出来事でした。

さらに、あのドラマチックな結末・・・!
延長10回、2アウトでランナー2・3塁。打席には、イチロー選手。
あれだけ不調が囁かれる中、そしてさらにあのプレシャーの中、大観衆の期待を裏切らない、いやそれ以上の結果を出せるのは、彼のメジャーでの経験によるものなのでしょうか。
私は、彼こそ「真のナルシスト」だと思うのです。
その「ナルシスト力」が、今回の不調でも心折れず、そしてあの場面のプレッシャーにも潰されない、強靭な精神力の源になったのではないでしょうか。

事実、彼はインタビューで打席に立ったとき、日本中からの視線を感じていたと言っています。
「ここで打ったらオレなにか持ってる。すごい視聴率なんだろうな。」そんなふうに自分で実況しながら打席に入り、さらに「こういうとき打てないんだ」と、そこまで自分を冷静に客観視しながら、集中力を高めていく。
そして、今回、この場面で打てる自分になったことで、自分は何かを超えたと感じて、それが嬉しかったと話しています。

ここまで、自分を冷静に客観視できること。
そして、なによりも自分が求める「自分」であろうとする彼の究極の「ナルシスト力」こそが、実は世界の一流選手たる、彼自身の原動力だったのではないでしょうか。
だから、どれだけ他者から不調を囁かれ週刊誌などで散々な書かれ方をしても、それは自分の評価ではないから彼の心は根底からは揺らぐことがないのかもしれません。
いや、もちろん辛いしそりゃ褒められれば嬉しくも感じるけれど、より高きを望みさらなる向上を目指すには、他者からの評価よりも、他の誰でもない信頼できる自分自身の評価こそが、彼のモチベーションにつながったと思うのです。

自分自身が評価できる「自分」であろうとすること。
客観的に自分を見る「自分目線」で勝負すること。
これぞ、究極の「ナルシスト力」。

この「ナルシスト力」。
実は、オンナノコのキレイにも、とっても大切なことだと、私は思っています。

バブル時代、少し背伸びしても流行に乗りたいというオンナノコは、たくさんいました。
キレイになるために背伸びをするのは、悪いことではないと思います。
けれど、その目標が「本当は私が好きなモノではない(かもしれない)けど、周りが(評価)しているから」とか「高い=いいもの」という、とてもうつろいやすいものでした。
だからこそ、当時のオンナノコは、流行変わるたびに自分をカメレオンのように変えることに夢中になって、結局、本当の自分の魅力をいかにアピールすればいいのかがわからないまま歳を重ねることも多かったのではないでしょうか。
少し前なら、「モテ服」や「モテ髪」などのキーワードが雑誌を賑わしたことも。
それはつまり、男性からの視線こそがオンナノコのキレイの評価に値するという設定。
でも、男性の好みも様々で、自分が好きになってほしい男性が自分の手元の情報と一致するとは限らず、男性が好む(といわれる)評価を求めて彷徨った挙句、またオンナノコは自分の魅力をどうアピールすればいいのか、わからなくなっていました。
つまり、ありたい自分の目標を、自分以外の流行や異性の評価という「他人目線」に求めてしまうと、自分で自分の魅力を理解することもできなければ、自分の目標をも見失ってしまうのです。

そのためにも、まず自分を好きになること。
そして、自分を大切にすること。
そして、自分のために自分ができることを考える。
その積み重ねが、オンナノコをキラキラさせる第1歩になると思います。

オンナノコはみんな、もっとナルシストになっていい。
自分を客観的に見つつも、キチンと自分を評価してあげること。
そして、もっと自分を好きになるためには何ができるか、何をすべきか、自分の目標を自分目線で設定すること。
もっと自分自身の「好き」という感覚を信じていいと思います。
たとえば、自分の好きと感じるもので日常を満たせば、毎日がなんだか楽しくなるように、自分を好きになれば日々はもっと輝いてくるはずです。
イチロー選手だけじゃない。
オンナノコの人生においてこそ「ナルシスト力」は、毎日をもっときらめかせる原動力になると思います。
それにね、自分のことがちゃんと好きでいられると、他の人のこともちゃんと大切に思えてくるのです。

先日、ヘアサロンで、最近「○○さんみたいなヘアスタイルに」というオーダーがなくなってきたとききました。
それって、時代を代表するカリスマがいなくなっただけだとすればさみしいけれど、皆がそれぞれに「自分目線」で自分の魅力探して、自分のキレイを自分の手で磨こうとしているのはないかな?とも感じました。

なが~い人生、もしかしたら、あなたも人生の2アウト満塁なんて場面に出くわすこともあるかもしれません。
そんなとき、自分を信じてバットを振ることができるのは、代打のイチローではなく、あなた自身。
そのときのためにも、メジャー級の「ナルシスト力」を、今のうちに身に着けておきましょう。
なりたい自分を大切にする、本物の「ナルシスト力」を。

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