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「リアルはぴトレ」

お知らせはぴトレについて|November 12,2009 9:07 PM

過日は、楽しい夜でした。
そうなんです。
このところ、このはぴトレのネタになり続けていた“女性のための漢方セミナー「めざそう♪めっちゃナチュラルビューティー」”、つまり、私の宿題の“本番”を無事に終えることができました。

イベントの開演は6時半だったのですが、私が現地に到着した4時半の時点で、すでに開演を待つ人の列ができていました。
実は当初、定員1000人の会場で予定されていたのですが、応募がなんと4000通を超え、急きょ隣の定員2000人の広い会場に変更されたとのこと。
あいにくの雨模様もあり、関係者の方々は本当に会場が埋まるのだろうかと心配されていましたが、開演時には1500人を超える方々にお集まり頂き、皆うれしくて少し興奮気味の中、セミナーは始まりました。
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私の講演に引き続き婦人科の川口先生のご講演もあり、楽しいお話で会場からは笑い声が聞こえるほど。
和やかな雰囲気のまま、その後はタレントの松浦亜弥さんとのパネルディスカッションへ。
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いやぁ、「リアルあやや」(って言うんですよね?)は、すっごく可愛くてキラキラしていて、思わず見とれてしまうほどでした。
なにより、漢方のことを理解しようという目線を大切にした彼女の冴えたコメントに、自分のスタンスを理解した頭のいい女性だと、彼女のプロとしての仕事ぶりにも関心しました。

学会はさておき、このように大人数の方々を前にお話させていただく機会はこれまでにはあまりなく、今は大役が果たせてほっとしているというのが正直な感想でしょうか。
現場で関係者の方々にお話を伺うと、こういったイベントはどれだけの人数が動員できるかというのが大切なことだというのが、ひしひしと伝わってきました。
けれども、今回のイベントでの私にとっての仕事は、来て下さった方々に、来てよかったと思っていただけること。
この雨の中わざわざ来た甲斐があったと、皆さんに感じていただけるかどうか。
イベントの趣旨である、キレイに役立つ漢方の情報はもちろんですが、日々の診察で患者さんと接する中から感じている、私自身も含めた働く女性が、もっとキラキラ生きるにはどうすればいいのかというコツを少しでもお伝えしたいと、長い時間をかけて、この宿題に取り組んできました。
みんなに「全然緊張しないんですね!先生、すごい!」なんて言われたけれど、そりゃそうです。
逆に、緊張するなんてもったいないというのが私の心境。
こんな機会はなかなかないのだから「とにかく皆さんにわかってもらいたい!」という一心で「伝えたい」思いが突っ走り、緊張に襲われる隙すらありませんでした。
今回のイベントは私にとって、手間と時間をかけて温めた宿題を発表するという晴れ舞台。
ワクワクが緊張を上回る、貴重な経験になりました。

当日、会場にお越しいただけなかった方もいらっしゃるので、私の「宿題」の趣旨を簡単にご報告すると・・・

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身体に現れるトラブルは、どれも身体の中からの「お知らせ」であることがほとんど。
中でも肌は特に外から見えやすい場所なので、実際には目にすることのできない、身体の中の病気というほどじゃないちょっとしたトラブル、つまり「未病」(みびょう)のサインとして表現している。
だからこそ、もっと大きなトラブルになる前に、そのサインに気付いてほしい。
それぞれの体に備わった五感を使えば、それができるはず。

イベントのタイトルにもある「ナチュラルビューティー」を手に入れるには

もっと自分の身体を知って、しっかり見て、感じること
自分の状況と向き合い、愚痴は言わず、解決を考えること
もっともっと、自分を愛してあげること

肌をキレイするためには、心も身体も健康になること!これが一番大切。
そのためには、いろんな治療があり、漢方薬もとても力強い味方になるということ。
つまり、心も体も健康で美しいということが、ナチュラルビューティー。

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いつもはぴトレを読んでいただいている方は、もうお気付きだと思います。
今回の宿題は、イベントの趣旨にのっとった漢方や東洋医学での診察の紹介はもちろんですが、デジタルなブログという存在であったはぴトレの中のメッセージを「リアルはぴトレ」として講演することで、健康で美しく女子がもっとキラキラ生きるための術を、私なりの言葉でお話させていただくことでした。
そして、この「私なりの言葉で話す」という宿題に向き合ったとき、改めて見直したのが、これまでたくさんの患者さんと一緒に頑張ってきた経験でした。

原因を考えてストレスを抱える必要はないということ。(2006年5月1日)
患者さん自身が「自分で自分の体をよくしよう」と決めることの強さ。(2007年12月10日)
「絶対に良くなる」と、自分の体の力を信じることの大切さ。(2007年9月25日)

今回講演させていただいた内容の多くは、どれもはぴトレに綴らせていただいた、患者さんと一緒に過ごす時間で得たことばかりだったのです。

医師として、患者さんを診察し共に治療に臨むことが、私の仕事です。
けれども、その診察という機会は、その患者さんのためだけのものではなく、医師として、また人間として、私にとってとても大切な研鑚と経験の場。
治療だけでなく、女性として、人として、どうすればもっと「生きる」ことができるかを学ぶことができる、貴重な機会でもあります。
そして、そこで得た経験をお話することも、医師として患者さんと接する上で、その機会に恵まれた自分の責任ではないかと思うのです。

これまで、このはぴトレでは、そういった私の思いや日々感じていること、そして自分自身も含め、女性がキラキラともっと「生きる」ためにはどうすればいいのかということを、自分なりの言葉で綴ってきました。
それは、キーボードとパソコンの画面に向かう、ともすれば孤独な時間から生まれる言葉でしかなかったけれど、そうした積み重ねが今回多くの人と「リアルはぴトレ」として言葉で交わすことができる機会に結びついたとも思います。

医師として、働く女性として、いつもキレイでいたい同じオンナノコとして。
健康でキラキラ毎日を過ごしたいという、当たり前だけど大切な願いを抱えて生きる人のために、自分自身ができることは何か。
医師としての知識や治療はもちろんですが、それ以上に大切なのは、やはり目の前の患者さんやスタッフはもちろん多くの人々と関わる時間の中から、日々学ぶこと。
そして、そのインプットを私なりのアウトプットとして、お話したりこうして綴ることにも、大きな意味があるのではないかと感じました。
それが、今回のようなイベントなのかはわからないけれど、経験や思いを語ることで、何か気付いてもらえたり解決につながる糸口を見出してもらえるなら、それもまた、もっとキラキラした人生を生きることへの、私なりの提案になるのではないかしら。

ひとつ大きな大人の宿題を終えて、今、また新たな宿題を見つけた、そんな気分です。

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