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トキコクリニックについて

Dec

10

医師と意思の力

トキコクリニックについて|December 10,2007 8:25 PM

毎日、皮膚のいろいろなトラブルを抱えている患者さんと接していると、時に医師としてできる治療の限界を感じてしまうこともあれば、それとは逆に、患者さん自身の持つ「治る力」に驚かされることがあります。

その「治る力」とは、なんなのか。

患者さん個人の持つ、免疫力や若さ・体力とも違う「治る力」は、自分で治すという「意思」に近いものではないかと思うのです。

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May

24

トリアージ~選別~

トキコクリニックについて|May 24,2008 7:38 PM

先日、ある大学病院の救急医療を担当する看護師さんから、興味深い話を聞きました。

大学病院では、災害などの緊急時に派遣できる看護師を、何人か選定しているそうです。
もちろん3年前のJR福知山線脱線事故の現場にも、そうした看護師は派遣されていました。
あの大事故の凄惨な現場で、冷静な判断を下し治療にあたった看護師は、さぞかし優秀で今は病院で活躍されているのだろうと思ったら、そのうちの何人かは看護師という仕事を辞められているそうです。

その理由は「トリアージ」にありました。

「トリアージ」とはフランス語で「選別」と言う意味。
つまり、どの患者から治療するかという治療の優先順位のことです。

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Jul

25

夏を乗り切る秘策

トキコクリニックについて美容・健康について|July 25,2008 11:56 AM

この夏休み、小学生の間では3の倍数で「アホ」になるのが流行りだそうですが、ここ数日は3の倍数でなくても「アホ」になりそうな暑さが続いています。
しかしこの「アホ」、実はスペイン語では暑気払いしてくれそうな「ニンニク」を意味していること、ご存知でしたか?
スペイン料理の多くにニンニクが使われ、「アホスープ」なるものもあるほど、「アホ」はその味とパワーを誇るスタミナ源なのです。

皆さんのこの夏を乗り切るスタミナ源はなんでしょう?

この暑さに食欲もなくなりがちで、つい冷たい物ばかり口にしてしまいがちですが、その結果、胃腸が冷え働きが悪くなり、芯から冷えた体は代謝も下がり・・・そう、この「冷え」こそが夏バテの原因です。
普段から冷たい物は避け、クリニックでは真夏でも靴下にレッグウォーマーは欠かさない私ですが、そんな私でもクーラーの冷えは気になるし、暑さのせいで食欲がおちることもあります。

そんなときは、あえて熱いスープを食べて汗をかく!

これが、私の夏バテ対策です。

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Sep

25

運動会のおすそわけ

トキコクリニックについて|September 25,2008 4:36 PM

あちらこちらで、運動会の練習がはじまっています。
遠くから聞こえる運動会のBGMに「ああ、あの曲はまだ使われてるのか。」と思いつつ、それを歌っている人が私の子供のころとは別人であったり、一時全盛だった「モーニング娘。」が聞こえなくなり「羞恥心」のメロディーが流れることに、時代の変化を感じます。

そう、世は「おバカ」ブーム到来。
これまで、「おバカ」で「カワイイ」女性アイドルとか、「おバカ」で「オモシロい」お笑い芸人は確かに許容されてきました。
いやむしろ、この21世紀になっても、「おバカ」で「カワイイ」ことが「女の子」の自己演出のひとつのような価値基準が、今もこの現代の日本のどこかに存在していることを私は滑稽にすら思っているのですが、とにかく!せっかくの「イケメン」が「おバカ」なんて、それはがっかりさせられる存在でありこそすれ、まさかそのタイプが人気者になるなんて思いもしませんでした。
「イケメン」とはつまり「カッコイイ」存在であり、「カッコイイ」と「おバカ」は決して「=(イコール)」ではつなげられないもののはずだったのに。それって、お笑い芸人の領域だったはずなのに。。。
なのに、今ではそのジャンルに男性アイドルや人気俳優、そして元首相の孫まで!「おバカ」で「イケメン」が目白押し。
本当に、流行というものはわからないものです。

そして、我がクリニックにも「イケメン」が新規参入!
残念ながら(?)、流行の「おバカ」で「イケメン」ではありません。
純然たる「イケメンで」、かつ「逆」おバカ。
つまり、「優秀」な「イケメン」です。
こんな信じられないような両立は、もはや、日本の絶滅危惧種ではないかしら!?

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Oct

25

「若さ」という季節

はぴトレについてトキコクリニックについて|October 25,2008 12:14 PM

最近、「若さ」って何だろうって考えるんです。

明日のことを考えず遊べる、体力?
寒さやしんどさより、オシャレを優先できる、気合い?
ま、いっかー!で本当になんとかなっちゃう、勢い?
自分がどうありたいかよりも、他者からどう見られるかが気になる、自意識?
自分の若さがいつまでも続くと信じる、幻?
目の前の可能性は無限だと思える、夢?

これらはみんな年齢的な「若さ」のこと。
我が家にも「若さ」をまぶしいくらいにまき散らす二人の娘がいます。
私は彼女らほど遅くまで起きていられないし、友達のことで悩むなんてことはもうできません。
太るのを気にせずスイーツをたらふく食べることもできません。
でも、私は自分が若くないとはちっとも思っていなくて・・。
いや、むしろ年齢的に若かったときより、現在のほうがうんと「若い」とさえ思っているのです。

「若さ」ってなんでしょう。

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Dec

10

今年の漢字

はぴトレについてトキコクリニックについて|December 10,2008 7:24 PM

食毒落乱危辞中謝欺・・・

このなんとなく物騒な漢字の羅列、なんだと思います?
実は、あるサイトでアンケート調査した、漢字一文字で今年1年の世相を現す恒例イベントの予想結果。
いわゆる「2008年 今年の漢字」の予想で、発表はこの週末だそうです。
確かに、暗いニュースばかりが気になる社会情勢ではありましたが、あまりにもネガティブな文字の羅列に悲しくなりました。
「食」は食品偽装もありますが、それ以外にも我々の日常生活から切り離せないものだから候補に出てくる可能性はあるけれど、後はどれも・・・せめて「謝」が「謝る・謝罪・陳謝」を象徴するものではなくて、「感謝」を象徴する一文字であって欲しいと祈るばかりです。

けれど、ここ数年の「今年の漢字」振り返ってみると

震食倒毒末金戦帰虎災愛命偽・・・

もちろん物騒な漢字も(感じも?)ありますが、それぞれの年の象徴的な出来事が漢字に現れています。
そんな「今年の漢字」をこうしてズラリと並べてじっと見てみると、なんだか不思議な気持ちになりました。
・・・人間が生まれ、社会を形成し、互いにぶつかり慰め助け合い、生き暮らす中で起こる様々な出来事や悩み、抗えない運命の流れというか人生の荒波というか、命の喜怒哀楽がこの漢字の羅列の向こうに見えるような、そんな気持ちにさせられるのは私だけでしょうか。
漢字というのは、いくつかの線がからまったデザインでしかないのに、その文字ひとつひとつがドラマを感じさせてくれる力をもっていることが、実感できるのです。
そんな思いもあって、私は昨年から「私の今年の漢字」を考えるようになりました。

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Mar

09

サンフランシスコより愛を込めて

トキコクリニックについて美容・健康について|March 9,2009 3:16 PM

・・・とかいう、はりきったタイトルで書き始めたものの、実際のところは酷い時差ボケでフラフラです。
現在こちらサンフランシスコの時間で、深夜3時半。
目が覚めて眠れず、ブログの原稿を書くことにしました。

今回の渡米はアメリカの皮膚科総会への参加と、最新のエステとアンチエイジング関連の機器の視察のため。
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このアメリカ皮膚科学会へは、例年4万人を超える参加者があり、それだけに会場も広い!
東京ビッグサイトなんて、全然ビッグに感じない広さ。
その会場を毎日あちらこちらへ歩き回り、足がパンパンです。
本当、医師という職業も体力仕事だと実感しています。
(いや、日ごろの運動不足か?)
日本の学会は、たいていひとつのホテルで事足りることを思えば、そのスケールの大きさと情報量に圧倒されています。

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Jun

27

ひとつの時代が終わったことを人の死で感じるのは、重ねた歳のせいでしょうか。

はぴトレについてトキコクリニックについて|June 27,2009 11:25 AM


マイケル・ジャクソンが亡くなりました。

彼がもう生きていないことにすらなんのリアリティを感じないことに、KING OF POPと呼ばれる彼のスターゆえの神格性のようなものを感じます。
晩年(この言葉も似合わないけれど)、私物のオークションが話題になり、ネバーランドを手放し、彼にも生活があり経済力が必要だのだと知るたびに、私は切なくもなりました。

これはスターと呼ばれる人間の宿命なのでしょうか。
彼は自分がスターであることを、そんな自分を維持するために生きたように思えます。
そしてそれは、人々の現実や生活と遠く隔たったものでなくてはならなかったのかもしれません。

彼のファンサービスはもちろん、あの高音で囁くような話し方も、なによりもあの容姿にも現実感というものが感じられない。
それこそが彼の求めたスターの姿だったのでしょうか。
彼の容姿へのこだわりと、そのさらなるレベルアップのために、彼がモデルチェンジを重ねていることがたびたび世間では話題になりました。
そして、そのモデルチェンジのせいで健康を害する状態にあるといわれ、あの白い肌はメラニン色素を生成できなくなった「病気」だと告白したのでした。
そう、彼の容姿に違和感を感じるようになったのは、そこに「健康な美しさ」を感じられなくなったからではないでしょうか。

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Jul

11

私の好きなレストランの話

はぴトレについてトキコクリニックについて|July 11,2009 8:50 PM

なんとも不思議なレストランの話。
カウンターとテーブル席が5つほど。
30人も入れば満席になる、小さなイタリアンのお店。

並びのお店ではこの不況で閑古鳥が鳴いていて、お一人様一万円以上のセレブなお寿司屋さんも噂じゃこの3日間坊主らしいのに、そのお店の小さな扉の向こうは、ランチタイムもディナータイムも、平日も週末もにぎわっているという、不思議なお店。

お客さんも様々。
ランチタイムに見かけるのは、幼稚園帰りのお子様連れマダムのグループや、OL風からスーパーの買い物袋を抱えたオバサマまで、お一人様も様々。
雑誌で見かけた某有名ホテルのホテルマンがカウンターでパスタをほおばっていたこともある。
そして、その隙間には、微笑ましい学生風カップルの姿も。
ディナータイムもまた様々。
ご家族連れは3代から4代御一行様まであらわれる。
熟年夫婦がワインを飲んで語り合い、その隣のテーブルでは付き合って間のない二人が乾杯している。
ビジネスマン風の姿もみかけるけれど、そういう人はもう大抵上着を脱いでいて、誰もがリラックスしていて、騒がしくはないけれどとてもにぎわっている。
つまり、客層というものが、存在しない。
けれど、どのお客さんも大好きで大切な存在と一緒に楽しい時間を過ごしている。
そんな不思議なお店。

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Aug

01

~前略、旅先にて

はぴトレについてトキコクリニックについて|August 1,2009 12:13 PM

突然ですが、あなたにとって「旅」ってなんでしょう?
海派か山派かという行先の問題だけではなく、何を目的に旅をしますか?

「旅」は「食」という人もいます。
各地の味を訪ねて旅をする楽しみもあるでしょう。
「旅」は「人」だという人もいます。
単に旅先での人との出会いだけでなく、人々の暮らし見ることが興味深いという人もいるでしょう。
「旅」は「癒」というのも人気です。
リラックスを目的にリゾートへ出かけてスパを受けるのも、雄大な自然に身を投じて感じることができる「癒」もあるでしょう。

どの人にとっても旅がもたらしてくれる非日常は、まるで五感で感じることのできるリアルな夢物語。
そして、旅はたいてい、帰ってくる予定があるもの。
だからこそ、帰ってきたときに、旅の夢物語が自分に対して、何を残してくれることを望むのかによっても、異なってきます。


私にとって、旅は「宿」です。
例えば、学会に出席するためにビジネスホテルで1泊したとしても、それは私にとっての旅ではない気がします。
私が旅に求める目的は「宿」。「宿」が楽しめてこそ、「旅」。
私にとって、リアルな夢物語を見せてくれるのに欠かせない舞台が「宿」であり、感じ取って持ち帰りたいものはその「宿」のホスピタリティやサービスなのです。

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Aug

10

キレイに生きる

はぴトレについてトキコクリニックについて|August 10,2009 7:21 PM

ここ最近、ワイドショーを賑わす事件は、人間の心の闇について深く考えさせられる事件でもありました。
テレビというメディアの中に、人生の一場面を「仕事」として表現し続ける芸能人は、その一場面だけがその人の全てだと思われがち。
大抵の場合、テレビの中の人生は、華やかで豊かでことさらに眩しく見えるもの。
けれど、実際には空虚で虚しく、何を求めて彷徨っているのかもわからなくなるような、深い闇もあるのかもしれない。

でも、それは芸能人だけでなく、誰の人生でも同じこと。

街ですれ違う誰かの人生の闇の深さも、空虚さに悩む心も、孤独感も伝わってこない。
思いがけない苦しみが突然に降りかかることは、実は誰の人生にもあることだけど、でも皆それを自らすすんで語ろうとしないだけ。
でも、誰にも共感してもらえなくても、みんな自分の人生に自分の力で向き合っている。

人が明るく生き生きと自分の人生を生きることは、テレビで見るように簡単なことではありません。
他人には嘘をつけても、自分には嘘をつけない。そして、自分に嘘をつきながら生き抜けるほど、人生もまた容易いものではない。
だからこそ、誰のためでもない自分のための人生を自分で歩くために、時には孤独でも自分の正しいと思ったこと、つまり自分の良心・本心に従って「きれいに生きる」ことを、私はいつも忘れないようにしようと改めて痛感しました。

そんなロサンゼルスから帰ってきて早々の大事件に目を奪われる一方、クリニックのスタッフたちの成長ぶりには、目を見張るばかりです。
私の留守中も、当たり前のことですがクリニックはなにひとつ変わらず、きちんと運営されていました。
由美先生も毎日診療を頑張ってくれて、患者さんもたくさん来てくださって、新生トキコクリニックは、すっかり軌道にのって走り出しています。

出発前に準備をしていた新しい化粧品も完成!
リカバリーゲルというジェルタイプのクリームで、保湿効果・抗炎症効果の高い新しいオイル「メドウエストリド」という成分を配合したことで、軽い湿疹なら一晩で治ってしまうと評判。
多くの方から「まさかステロイドが入ってるんじゃないでしょうね」とか「ホントに肌がツルッツルになった!」とか、「何をぬってもだめだったのが、しっとり肌になった」とか、喜びの声をすでに頂戴し、かなりのヒット作のようです。

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Jan

12

新年のご挨拶

はぴトレについてトキコクリニックについて|January 12,2010 8:26 PM

新年、あけましておめでとうございます。

クリニックもちゃんとしっかり暮れ、そして、また新しい年がやってきました。
トキコクリニックでは、新年最初の日に、恒例のスタッフ全員参加の新年会をします。
ご存じのようにクリニックのスタッフはほとんどが女性で、それこそキレイを仕事にしているので、一見(?)キレイで華やかな女子の居並ぶ新年会。
もしかするとその光景は、某株式市場で晴れ着の女性が高らかに鐘を打ち鳴らす新春恒例のあの風景を想像される方がいらっしゃるかもしれません。ところが、コレが全くそんなイメージではないのです。
もちろん、「新年会」という名目ではあるのですが、決起集会というか、なんというか。。。

新年最初の日、クリニックへ集うスタッフは、全員揃ってしっかり明けてきてくれたようです。
新年の初日を迎えた清々しい気持ちと、新たな一年へ向かう緊張感で、心地よいスタートをきることができました。
そして、スタッフはそれぞれに今年の目標を書いて提出してくれたのですが、どうやら私たちトキコクリニックは時代の流れと少しズレているのかもしれません。

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May

10

ふれてみること

はぴトレについてトキコクリニックについて美容・健康について|May 10,2010 1:04 PM

このところ「はぴトレ」の更新が滞っていました。
ごめんなさい。

海外出張に出たり、戻ってからは溜まった仕事に追われて、気が付くともう5月も半ば。
花冷えどころか桜に積もる雪に驚かされたのが嘘のような、五月晴れの空が広がります。

ちょうど1か月前、「アンチエイジング医学国際学会&メディカルスパ」に出席するために訪れた地も、抜けるような青空と青い海にたっぷりと太陽が降り注ぐ明るい街でした。
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そう、なんとモナコの学会に行ってきたのです。

ニース空港から車で約1時間。窓の風景は海沿いの高級リゾートの街並みに変わり、学会に来たはずなのにリゾート気分が湧きたちます。
渋滞を抜けてたどりついたホテルは、テレビで見たことのあるあの「F1モナコグランプリ」で有名な、あのヘアピンカーブの目の前でした。
実際に見たヘアピンカーブは、テレビで見るよりも街の日常の風景の中にありました。
だからこそ、そこを日常の風景になじまないあのスピードですり抜けるであろうレースが、さらに迫力を増すのだということは、実際の風景を目の当たりにすると容易に想像できました。

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Jun

10

「クスリ」この悩ましいもの

トキコクリニックについて美容・健康について|June 10,2010 11:35 AM

最近、「クスリは飲んではいけない?」というタイトルの本の広告を、新聞で見つけました。
とても攻撃的なタイトルなので読んでみたくなりましたが、アマゾンで検索、レビューを読むと、買うほどのことでもないかなーと(作者さん、ごめんなさい!)思い、注文は断念。
したがって読んでませんので、内容はわかりません。
しかし、今日はこの本の内容を論じるわけではありませんので、ご容赦を。
他にも、インスリンをやめよう、みたいなタイトルの本にも目が吸い寄せられる今日この頃。

クスリをやめたほうが病気が治るってこと、確かに、ステロイドをやめたらかえってアトピーが治った患者さんを、たくさん見ている皮膚科医の私にとっては、そう違和感のある話じゃないんです。
でも、はたして他の人は一体どう考えているのでしょうか。
病気のこと、クスリのこと、健康のことを。

私たち医者は、病気の患者さんに対して、クスリをお出しすることで治療するのが当たり前とされてきました。
患者さんも、クスリをもらうことが治療だと信じて疑わないのが現状です。

たとえば皮膚がかゆいんですと患者さんが言う。 皮膚科医がステロイドを出す。
たとえば眠れないんですと患者さんが言う。 精神科医が睡眠薬を出す。
たとえば胃が痛いんですと患者さんが言う。 内科医が胃薬を出す。
たとえば腰が痛いんですと患者さんが言う。 整形外科医が鎮痛剤を出す。

間違いじゃない、間違いじゃないんだけれど、なにかしっくりこない。

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Aug

25

血液クレンジングがアツい!

トキコクリニックについて美容・健康について|August 25,2010 3:50 PM

毎日、暑い日が続いています。
「熱帯夜」ならぬ「スーパー熱帯夜」という言葉は、一体いつ生まれたのでしょう?
連日36度のせいで、たまの32度を「涼しい。。。」と感じてしまうなんて、日本はもはや亜熱帯を通り過ぎて熱帯かと思うほど…まあとにかく暑い!
お昼休みにランチにでかけるのもおっくうで、つい近場で済ませてしまいます。本当は行きたいお店がいくつもあるのですが・・。
そんな中、患者さんが連日クリニックに足を運んでくださること、本当にありがたいと思わずにはいられません。
面倒だとか近場で済ませようと思わずに、わざわざお越しいただけることは、信頼いただけていることなのだと感じ、どうすればさらにその信頼にお応えできるのか、スタッフ一同、この暑さに負けじとさらにアツくなる今日この頃。

最近、特に気になるニュースは、やはり激増する熱中症での死者の数です。
高齢者だけでなく20代の若者までが熱中症で死亡というニュースを聞くにつけ、単に熱中症対策の情報の普及だけでなく、日頃からいかに体に自力をつけておくのか、その自己メンテナンスへの意識こそが問われる時代がきたと感じています。
この暑い中、クリニックへお越し下さる患者さんは、やはりその健康への意識の高い方ばかり。
だからこそ、その思いにお応えできるよう、私たちも新たな治療や対策をしっかりご提案していきたいと、試行錯誤と挑戦の日々です。

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Nov

13

仲間がいるからがんばれる

はぴトレについてトキコクリニックについて|November 13,2010 7:48 PM

皆さんはドラゴンボートという競技をご存じでしょうか。
私ももちろん知りませんでした。
昨日開会した広州アジア大会に関連した番組で紹介されていたのを、テレビで見て初めて知ったスポーツです。

ドラゴンボートとは・・。
「二百五十メートル、五百メートル、千メートルの3種目で行われるタイムレース。国際大会では長さ12メートル、幅1メートルのボートにこぎ手20人、太鼓手1人、かじ取り1人の計22人が乗り込む。古代中国の春秋戦国時代に原形ができたとされ、1970年代から競技化が進んだ。91年に国際連盟が設立され、現在、63カ国・地域が加盟。日本協会は92年に発足した。」
だそうです。

今回の日本代表は、兵庫県相生市のチーム。相生市では、1922年からドラゴンボートと同じ起源をもつ「ペーロン競漕」というものが行われているそうです。
その代表チームのメンバーは、全員地元の男性看護師なのです。
カヌーやボートの経験者はひとりもなく、練習も、夜の2時間だけ。それも、巨大な水槽の上にボートを置いて、ひたすらみんなで全力で漕ぐというやり方なんです。
テレビでその練習シーンも映っていましたが、そりゃもう、すごい勢いで一斉に漕いでいました。
仕事で疲れているのに・・という問いに対し、「仲間がいるから、今日まで頑張ってこられた」とメンバーの一人は答えていました。
もともとは素人の看護師集団なんですよ。
それが、仕事の合間にみんなで一致団結して練習して、とうとう日本代表に。
それには、並大抵ではない苦労があったはず。

でも、「仲間」がいるからがんばれた。

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Oct

18

仕事とは、それを選んで決めて、ついていく、ということ

はぴトレについてトキコクリニックについて|October 18,2011 12:50 PM

毎朝、NHKの連続テレビ小説「カーネーション」を見ています。
舞台は岸和田で、みんなすごく大阪弁が上手。
こんなおばちゃん、いてるいてる!とか、笑うところ満載で楽しく見ています。

昨日は主人公の糸子が、女学校をやめて、念願のパッチ屋で働くことになったくだり。
時は大正が終わって昭和になったばかりのころ。
呉服屋の娘の糸子は、ミシンに憧れて、ミシンを触らせてもらいたさに家の近所のパッチ屋に、学校の帰りにしょっちゅう遊びにいっていたのです。
お店の人たちにも「いとちゃん、いとちゃん」とかわいがられ、ミシンを触らせてもらっているうちに、ここで働いたら楽しいやろうなあと思うのです。
ところが、昨日の放送ではいよいよ初出勤で、「遊びにくるのと、働きに来るのとは違う」ことをまざまざと思い知らされることになったのです。

優しかった店の職人たちはなぜか冷たく、理由を尋ねると、これまではお客さんだったからちやほやしたが、これからは一番下っ端なので相応の仕事をしろと、お茶くみや掃除などの雑用を押し付けられ、うまくできないのでしょっちゅう怒鳴られています。ミシンも触らせてもらえず、10年の下積みが必要と言われる始末。
こんなはずじゃなかった、と、糸子はびっくりしてそして少し悲しくなるのです。

トキコクリニックにも、新しいスタッフが採用されて入ってくる機会があります。

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Dec

13

あっという間にやってきた、「今年の漢字」

はぴトレについてトキコクリニックについて|December 13,2011 4:23 PM

毎年恒例の清水寺での今年の漢字は、「絆」でした。

未曾有の大災害により、人々の「絆」がこれほど強く意識された一年はなかったのではないでしょうか。
本当に悲しくてつらい災害でしたが、私たちは同じ日本人として、そして阪神大震災を経験した関西人として、自分たちにできることをそれぞれ行動したと思います。
同様に、そうやって日本中の人が、行動したと思います。
「絆」で結ばれるということ、一人じゃないということ、これをみんなで感じることができれば、とても素晴らしいことだと思います。

そして私は、今年一年、なにをしてきただろうと振り返って見ますと、とにかくあちこちよく行きました。
海外にも何回行ったか分からない。国内でもあちこちいろいろ行きました。
仕事がほとんどですが、遊びも少しあり、たくさんの人と出会い、新しい医療の技術を学び、よく飲み、よく食べ、ついでにゴルフも頑張って、今年ほど走り回った年は今までにはないでしょう。

そう、私の今年の漢字は「走」。

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Jun

22

私の50代がスタートしました!

トキコクリニックについて|June 22,2016 7:30 PM

梅雨真っ最中ですね。すっきりしないお天気が続きますが、私は相変わらず西へ東へ、時には国境も超えて(笑)、動き回っています!

少し前の話になってしまいますが、5月3日に50歳の誕生日を迎えました。いつものようにスタッフたちがお祝いの場を準備してくれました。毎年のことなので、いくら内緒にされても薄々気付いてしまいます(笑)。
でも今年はちょっと、いえ、かなり驚きました。行きつけのお店に行こうと誘われた時は「来た来た!」と余裕でしたが、ドアを開けるとスタッフだけでなく、ドクターたちやお友達、さらには2人の娘たちまで!

お菓子づくりの勉強をしている下の娘は、姉に手伝ってもらいながら大きなケーキをつくってくれました。そしてみんなからすてきなプレゼントの数々・・・。
プレゼントを選ぶって、とても難しいですよね。相手の好みはもちろん、もうすでに持っているものと被らないかも気になるし、何よりわあっと驚いて喜ぶ顔が見たいもの。そのためにはそれなりの時間や手間がかかります。

そういう意味でも、今年のバースディプレゼントはとてもうれしいものでした。見ただけで、みんながどれほど私のことを考えてくれたかが伝わってきました。娘たちは私にバレないよう、ケーキを準備するのに結構な苦労をしたようで、そんな話もまた楽しく、うれしいものでした。

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Oct

28

”卒業”するスタッフの幸せを願いながら、あらためて誓ったこと

トキコクリニックについて|October 28,2016 6:30 PM

今月、トキコクリニックで9年間働いてくれたスタッフが卒業していきました。ここでも何度か書いてきましたが、スタッフの退社は正直、寂しいものです。事情は人によって違いますが、20代、30代の女性が多い職場なので、やはり結婚、あるいは妊娠・出産という理由が多いです。幸せになるための選択ですから、もちろん祝福して送り出すのですが——。

特に今回は9年も一緒に働いてきた、かわいい娘のようなスタッフなので、寂しさも格別です。私には実の娘も2人いますが、娘たちは小さい頃からシッターさんのお世話になりながら育ってきました。仕事に突っ走ってきた私は、スタッフたちと過ごす時間のほうが多かったのです。今回卒業していったスタッフは、高校を卒業した直後に採用した、いわゆる新卒採用でした。きゃしゃで、恥ずかしがりやで、「かわいいけど、やっていけるかしら」というのが率直な感想でした。

けれど、彼女は努力家で誠実でした。美容医療クリニックというのは、美容と医療、両方の知識や意識が求められます。たとえエステ担当でも、ナースの資格をもっていなくても、医学的な意識をもっていてほしい。つまり、外見だけに注目するのではなく、皮膚や体全体をみて、患者さんの悩みを根本から改善するには何が必要かということを考えてほしいというのが私の考えであり、スタッフに求めることです。

そのことを理解しきれず、辞めていくスタッフもいます。さらに彼女が入社した頃は、まだまだトキコクリニックの理念がスタッフに浸透しているとは言い難い時期でした。私自身、試行錯誤していましたから。
そんななか、彼女はひたむきに患者さんと向き合い、技術を磨いてきました。やがて後輩の面倒をみる立場になり、エステのチームリーダーになり・・・、気付いたら多くの後輩や患者さんに慕われ、信頼される人になっていたのです。

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Nov

25

ホームページのリニューアルに取りかかります!

トキコクリニックについて|November 25,2016 11:17 PM

街にイルミネーションが輝く季節になってきました。おしゃれも楽しい時期です。今年は早くもインフルエンザが流行っているようですが、しっかり体調をキープして、年末年始を楽しみたいですね。

今、トキコクリニックでは、ホームページのリニューアルに取りかかっています。私の向上心が反映して(笑)、どんどんコンテンツを増やしてきた結果、気がつけばたくさんの情報が盛り込まれたホームページになっていました。患者さんから「知りたいことがどこにあるのか、わかりづらい」という声をよく聞くようになり、内容を見直し、整理すること にしたのです。

実はこれまでも何度か整理しようとしました。けれど、いざ情報の優先順位をつけようとすると、あれもこれも伝えたいことばかり。どうしても優先順位をつけられず、結局どれも並列にという形になってしまいます。すべてを把握している私たちにすれば、わかりやすく並べているつもりなのですが、患者さんにとっては「私はこのことだけを知りたいのに、どこにあるの~!?となりますよね。

ホームページ制作のプロに相談しながら、コツコツと作業を進めています。ここを読んでくださっているみなさんからも、具体的な要望やアイディアがありましたら、ぜひ教えてください!

ホームページのリニューアルに際しては、私の思いをさらにしっかりと発信します。

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Dec

28

恒例”今年の漢字トキコバージョン”2016

トキコクリニックについて|December 28,2016 7:00 PM

駆け足でお正月が近づいてきました。トキコクリニックも大忙しで、私もスタッフも走り回っています。
さて、今回は恒例「今年の漢字トキコバージョン」です。ここ数年、「うーん、何かな」とじっくり考えることが多かったのですが、今年はスッと浮かびました。「友」です。

私は子どもの頃から(それこそ幼稚園時代から!)どこか大人びたところがあり、一人でいるのがまったく苦にならないタイプでした。器用なところもあるので(笑)、外へ出ればそつなく人づきあいもできるのですが、若い女の子にありがちな、べったりとしたつきあいは昔から苦手でした。
トキコクリニックを開院してからは仕事が忙しく、群れるのはイヤという性格と相まって、オフの日は家族と過ごしたり、一人でDVDを観たり、猫と戯れたりしてリフレッシュできれば大満足でした。と言ってもオフの日はとても少ないのですけどね。
今でも基本的には変わらないのですが、今年は不思議なことに、気がつくと新しい友人が4人もいたのです。男女2人ずつで、うちドクターが1人。あとは医療とは違う分野で働く人たちで、ほぼ同世代です。

「知人」と「友人」の違いって、何でしょうか。

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Jan

13

新年恒例「決起集会」で、私が伝えたメッセージ

トキコクリニックについて|January 13,2017 8:00 PM

2017年が始まりました! みなさんはどんなスタートを切りましたか? 私はすでにフル回転しています。おかげさまで、文字通り院内を走り回る毎日です!(笑)

トキコクリニックの仕事始めである1月5日、今年も新年恒例「決起集会」を開催しました。いつも同じレストランを貸し切っているのですが、毎年スタッフが増えてきて、今年はいよいよ席が足りなくなる勢い! 「よく入れたねー」と言いつつもハッピーでした。仲間が増えるって、すばらしいことです。

ただ、仲間が増えるということには、難しい部分もあります。たとえば、スタッフ一人ひとりとの距離がどうしても遠くなってしまうし、みんなでひとつの情報を共有するにも時間がかかります。日常的なことばかりではなく、というより、そういう積み重ねの結果、トキコクリニックがどこを目指すのかという一番大事なことが伝わりにくくなっているという可能性まであります。それがどんなに大変なことかは、独立してから何度も経験してきました。

どんな業界であれ、「人を雇用する」「人を育てる」って大きな課題です。ここでも繰り返し書いてきましたが、私もずっと考え、試行錯誤してきました。何年もがんばってくれたスタッフが結婚や出産、転職で”卒業”していく時はいつも寂しいし、なかには「どうして?」と裏切られたような気持ちを味わったことも・・・。 でも、冷静になればわかります。相手には相手の言い分があったのでしょう。私が精一杯その人を大事にしたつもりなら、相手も「身を粉にして尽くした」と思っていたかもしれません。どこかですれ違い、いつの間にか感謝が不満や怒りへと変化し、仕事のモチベーションがなくなってしまう・・・。どちらが正しいのか、誰が悪いのか、そんなことを考えても仕方ないし、いい方向に向く力にはなりません。

ただ、同じことを繰り返さないよう、努力することはできます。じゃあ、どうする? そんな時、私は原点に返って考えます。 私自身の幸せとスタッフの幸せと、患者さんの幸せ、どれも同じように大事だと。
悩みを抱えて、トキコクリニックを頼ってきてくれた患者さんの笑顔。 自分の技術が向上していく手応え、喜び。 「トキコクリニックっていいね!」と家族や友人、外部の人に言われた時のうれしさ。 クリニックを維持していくには、売り上げだって大事。

そして、これらを統合して、今まで私はスタッフにこう伝えてきました。 「何よりも患者さんを大事に。 次に仲間を大事に。 そのうえで自分を大事にしましょう」と。

まだ規模が小さく、スタッフみんなが若かった頃は そのひと言で一気にまとまりました。 けれど、クリニックの成長とともにスタッフの年齢の幅が広がり、 入れ替わりもあり、結婚や妊娠出産など、女性として大きなライフイベントを迎えるスタッフも年々増えてきました。

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